M&Aの実例を知る|中小企業庁ガイドラインの事例紹介
M&A(事業の譲渡・譲受)と聞くと、大企業の話だと感じるかもしれません。しかし実際には、小規模な事業者でもM&Aは成立しています。
このページでは、中小企業庁が公表している「中小M&Aガイドライン(第3版)」に掲載されている中から10の事例を、成功事例と注意すべき事例に分けてご紹介しています。
出典:中小企業庁「中小M&Aガイドライン(第3版)」参考資料4(令和6年8月30日改訂) https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/m_and_a_guideline.html ※中小企業庁の許可を得て引用しています。
M&Aが成功した事例
実際にM&Aが成立し、事業が引き継がれた事例です。「自分と似た状況がある」と感じた方は、ぜひ詳細をご覧ください。
| 事例 | 業種 | 従業員 | ポイント | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 小さな会社でもM&Aはできる | 計測機器製造 | 3名 | 売上3,000万円でも4社から手が挙がった |
| 2 | 個人事業主のM&A | 靴小売業 | 3名 | 72歳の個人事業主が創業希望者に引継ぎ |
| 3 | 親族承継が頓挫→M&Aで解決 | 建設業 | 5名 | 息子が継がず、2か月で同業他社とマッチング |
| 4 | 後継者人材バンクの活用 | コンビニ | 5名 | センターの人材バンクで約1か月のスピード成約 |
| 5 | 従業員の雇用を守ることを条件に | メッキ加工業 | 10名 | 雇用継続を第一条件に掲げ、全員引継ぎを実現 |
| 6 | 廃業予定からM&Aへ | 製造業 | 20名 | 妻を亡くし廃業を考えていた経営者が事業を残した |
注意すべき事例
M&Aがうまくいかなかった事例、条件が悪くなってしまった事例です。同じ失敗を避けるために、ぜひ目を通してください。
| 事例 | 業種 | 何が起きたか | |
|---|---|---|---|
| 1 | 決断が遅れて条件が悪化 | ギフト用品販売 | 業績悪化後の譲渡で、大幅に安い金額に |
| 2 | 着手が遅く破産 | 設備工事業 | 資金が尽き、買い手が見つかる前に破産・廃業 |
| 3 | 情報漏洩で破談 | 製造業 | 決済前に関係者に話し、買い手が激怒して撤退 |
| 4 | 不誠実な対応で破談 | 運送業 | 資料を出さず条件も後出し。信頼を失い交渉決裂 |
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